漢方の草貫堂

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2011年8月4日木曜日
三十歳代 女性

 私が漢方薬を飲み始めたのは結婚四年目。不妊治療をはじめて二年目でした。
 病院では、血液検査、卵巣造影、フーナーテストなどの検査値を受けながらタイミング法を繰り返してました。私たちの場合、ホルモン値が低いこと、フーナーテスト不良があるものの、はっきりとした原因は、わかりませんでした。

 一年が経ったころ人工授精に切り替え、治療をすすめましたが6回行っても結果は陰性。
 
 まわりの友人は、どんどんと妊娠し、出産していきました。
どうしようもないない不安と焦りがありました。良いといわれることは、全て行いました。

マカ、整体、針、子宝温泉、祈祷・・・。漢方もその一つです。

 でも基礎体温表を持って、薬局を訪れてある事に気がついたのです。
低温と高温とわかれているもののたいおんの乱れが激しく一定でないこと。
冷え性がひどくお腹のまわりがスースーしていました。生理の量も少なく、色も黒ずんでいました。
処方された漢方は、一ヶ月を通しての漢方、低温期の漢方、高温期の漢方、排卵期の漢方と使い分けて飲みました。

 三か月を過ぎた頃、体温も安定し始め体がポカポカしてきました。生理の量も増え、色もきれいでした。このままなら自然妊娠も可能だったかもしれませんが、調子の良い時にこそ、治療を進め、早く妊娠したいと思い体外受精に切り替え、二回の施術で妊娠することができました。

 不妊治療は、期待と絶望を毎月くり返し、どんどん疲れていきます。
どんどん深みにはまっていきます。治療をやめるのも進むのも勇気がいります。私自身どこまで精神力と金銭力が続くだろう・・と不安な日々でした。

 でも世の中は、変わりつつあります。技術も進み、助成金も少ないながら、増えてきています。そして何よりもあきらめずによかったと心から思っています。このまま漢方を続け産後も体力回復に努めたいと思っています。

コメント:不安と焦りとても真剣に取り組まれ途中からとてもきれいな基礎体温になっていきましたね。妊娠されても‘本当に大丈夫‘と思われるまでに、時間がかかりましたが、順調でよかったですね。
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