漢方の草貫堂

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2014年6月4日水曜日
***今月のオススメ商品***

vol.4 勝湿顆粒(しょうしつかりゅう)

暦は6月に入りました。皆さんはいかがお過ごしですか?この一か月が終わると今年ももう折り返し地点ですね。

今年はこれを始めよう!!と、色々目標を立てていたのに気がついたら、まだ何も始められてないなんてことありますよね。

なかなか事を始めるのは思うようにはいかないものです。“急がず”・“焦らず”が、一番です。

 

一方で、今春から新生活が始まった方、そろそろ毎日の生活に少しずつ慣れてきたところでしょうか。心身ともに少しずつ落ちついて来ましたか?

これから本格的な梅雨や初夏を迎えるにあたり、不調を感じてしまった時に知っておいて頂きたいお薬『勝湿顆粒(しょうしつかりゅう)』をご紹介したいと思います。

 

梅雨から初夏にかけてのジメジメ、盛夏のムシムシ、慣れているはずでも苦手なものです。特に最近では、冷房の排熱などのせいで、更に不快感が増している気がします。

梅雨時期に体調が悪くなることが多いのは、体内に“湿濁(しつだく)”=水毒が溜まるからです。

湿濁とは、体内の水分が代謝されずに停滞し、汚く濁った湿気をいいます。日本の梅雨や蒸し暑い夏は、外気の湿度が高く汗がサッパリ出ないため、湿濁が溜まりやすいのです。

体内に湿濁が溜まると、胃腸の働きが鈍くなり、栄養素が吸収できず新陳代謝がわるくなります。

「夏風邪」は湿濁が胃腸を犯すことで発病しますので、『勝湿顆粒』を飲むことで、湿濁を取り除き新陳代謝を活発にします

 

『勝湿顆粒』の効能効果は「夏の感冒、暑さによる食欲不振・下痢・全身倦怠感」です。

香りがよく体内の湿濁を乾燥させる香(かっこう)が主薬です。

香りがよい薬草は胃腸を整えて、体内の湿濁を排泄する効果があり、「勝湿顆粒」には藿香のほかに半夏、紫蘇葉、陳皮、厚朴、大腹皮、白などの湿邪を除く薬草が多く配合されています。さらに胃腸を丈夫にする白朮、茯苓、甘草を配合して効果を高めています。

 

中国では大変有名な処方で、夏にはどこの薬局でも取扱いしています。

夏風邪にはファーストチョイスの漢方薬です。ノロウィルスやロタウィルスによる胃腸炎に『五涼華』などと飲み併せるとより効果的です。

 

『勝湿顆粒』は胃腸風邪に効果的ですが、食べ過ぎ飲み過ぎによる下痢や吐き気、妊娠中のつわり、湿気が多いときに悪化する頭痛・頭重感や全身倦怠感などにも有効です。

『勝湿顆粒』は「湿濁を乾燥させて排泄し、胃腸風邪や食あたりを治す漢方薬」です。

 

こんな方にオススメ・・・

◆夏の感冒にかかった

◆暑さによる食欲不振・下痢・全身倦怠感がある

◆夏場の頭痛・頭重感がある

◆胃腸の調子が悪く、むくみを感じる

◆妊娠中の悪阻(つわり)が酷い時

◆食中毒など

 

近年日本では気温が上昇し、秋を感じられる時期が短く暑くてジメジメした夏が長くなっています。そんな夏をうまく乗り切るための対策や工夫を今からなさるよう心掛けてください。

 

夏をうまく乗り切るためには・・・

    常に胃腸の調子を整える ②十分な睡眠 ③運動を行い適度な発汗

ここでご紹介したお薬は、身体が不調を訴えた時の対処法です。

日常の生活で、日頃からあまり冷たいものを摂り過ぎない、冷たいビールなどたくさん召し上がったあとは温かいスープなどを摂るなど、今年は何かひと工夫して快適な夏をお過ごしくださいね。

何か不調を感じることがありましたら、いつでもご相談ください。

 

ではまた来月のオススメ商品をお楽しみに・・・  



お試し用 12包  1,627円

お徳用   90包  9,177円
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