漢方の草貫堂

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2022年10月18日火曜日

 わかばVol112 「足の裏」は語る!? 安藤厚子

 

いつのまにか中秋の名月も過ぎ、やっと秋の気配が感じられるころと思いきや

台風が到来と何だか落ちつきませんね。

猛暑とか、強力な台風とか、半端ではない雨の降り方など、

この頃の気象は気性を激しいですね。

皆様、この自然界の現象にお体はついていっていらっしゃいますか?

以前ほどの行動制限はなくなたものの、

まだコロナ禍前の解放感には浸れない日々の積み重ねの中、

皆さんはどのような気分転換をされているのでしょうか。

先回のわかばで私がお姫様気分になったとお伝えした

ットマッサージを当店で体験されたお客様たちから

「足の裏からそんな事までわかるの?」と驚きの声があがります。

というのも、足の裏全体の形はもちろんの事、

指の形状や皮膚の厚くなっている所や色などから、

歩きぐせや重心のかかり方、その日の疲れ具合まで、

およそわかるようで、ひとりひとりの顔がちがうように、

足の裏もそれぞれちがっていて、何かを語っているようです。

マッサージ担当のスタッフは、多くの人の足の裏を見ていて、

鍼灸師でもあるので足のツボを押さえたり、

ふくらはぎをマッサージしながら私たちが自分の足でありながら、

自分ではわからないことを彼女からやさしく説明されて会話をするうち、

疲れた足は血行が良くなり気分はリラックスしてきます。

「仕事帰りにやってもらうと

20分間でリラックスできてニコニコして家に帰れるワ!!」とか

「こんな事をやってもらったのはこれまで

80年生きてきて始めてだったけど気もちよくて、足も軽くなってよかった!!」

との感想を頂きました。

考えてみれば、足の裏は生まれてから歩けるようになった時から、

このわが身の全体重を支えてくれていると思うと

私はもっといたわって感謝しなければと反省しました。

骨の健康維持には骨を刺激することが良いとされ、

かかと落とし運動が推奨されています。

これもまた足の裏があってこそできる運動です。

ちなみに骨は3ヶ月で入れかわり、

全身のすべての骨は3年から5年で入れかわるそうです。

約200個の骨が体を支えて動かしています。

体の一番下の位置にあって頑張ってくれている足の裏に時には注目してみませんか?

100歳が9万人を超えた長命の日本です。

ぜひ、骨もお元気で!!

ご健康を祈ります。

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