漢方の草貫堂

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2021年9月16日木曜日

 ヒトの体を学ぼう~今日から「腸活」始めませんか?~

 

今回は腸内細菌について、健康な腸内環境をつくるにはどのように過ごせば良いのか?

皆さんのごく身近にある毎日の健康維持についてのお話をご紹介したいと思います。

 

腸内フローラ(腸内細菌叢)のおはなし

私たちの腸には種類にして約200~1000種類

数は100兆個もの腸内細菌が棲み、

腸内フローラ(腸内細菌叢)を形成しています。

近年この腸内フローラが体全体の健康に影響を与えることが解明されて

大きな注目が集まっています。

腸の機能低下は、単に便秘や下痢を起こすだけでなく、

栄養が吸収されないことで肌荒れにつながったり、

免疫力が低下して風邪をひきやすくなったりします。

また食事や運動など生活習慣に気を付けていたとしても、

強いストレスや緊張感によっても腸内環境は変化することが分かっています。

全身の免疫細胞の約60%は腸に集中して存在していて、

腸は人体最大の免疫組織としてはたらいています。

様々な病気にかかるのを防いだり、

免疫が過剰に反応するアレルギーなどの症状を防ぐためにも

腸の健康を維持することがとても大切です。

 

あなたの腸を診断してみましょう!!

朝ごはん抜きがちである

野菜やフルーツを食べないほうだ

毎日緊張やストレスにさらされている

運動不足だ

抵抗力がない、風邪をひきやすい

アレルギー体質だ

便秘がちだ

吹き出物ができる

冷え症だ

肩こりがひどい

便が臭い

おならが臭い

太りやすい

 5つ以上当てはまる方は、今は気にならなくても腸に負担がかかっているか、

すでに腸の状態があまり良くない

(悪玉菌が優勢の状態で腸内細菌のバランスが崩れている)かもしれません。

腸に優しい生活習慣を今すぐ始めましょう。



 

 

腸内細菌は生活習慣で毎日変わる

食事が不規則だったり、仕事や勉強のストレスや緊張感にされされていると

腸はちょっと疲れているかもしれません。

毎日のお通じはスッキリ快調ですか?

便秘や下痢は病気じゃないと思っている人がほとんどかもしれませんが、

便は体の状態を知らせるバロメーターです。

自分の毎日の便の変化を観察してみましょう。

朝、時間がないからと食事を抜いてはいませんか?

忙しいからと運動をおこたっていませんか?

腸内環境は食事や運動、ストレスなど日々の生活習慣で毎日変化します。

バランスの良い食事や適度な運動、リラックスする時間など

腸に良い生活を心がけましょう。



 腸に良い食事ワンポイントアドバイス

.お味噌や納豆など、日本独自の発酵食品を毎日の食卓に取り入れましょう

.大昔から生海苔を食してきた日本人の腸内細菌は、海藻を消化するのが得意です。

 ミネラルやビタミン豊富な海藻をたくさん食べましょう。

.米を主食とする日本人は、あわやひえなどの雑穀を食卓に取り入れてきました。

 食物繊維たっぷりな穀類、芋類、豆類、きのこ類などを取り入れてみましょう。

 

FK-23ってどんな菌なの?

FK-23はニチニチ製薬が独自の加熱処理を施した乳酸菌で、

腸内細菌の優れたエサとなります。

腸には200~1000種類という多くの腸内細菌が棲むので、

1種類の乳酸菌が生きて腸まで届いて増えたとしても、

実は腸内環境はあまり変わらないといわれています。

多様な善玉菌の栄養となる乳酸菌を腸に届けることが

善玉菌優勢の腸内フローラ形成をサポートします。

 

FK-23を毎日摂って、腸内フローラの育菌生活!!

私たちが最初に出会う菌は、お母さんから生まれてくるときに

産道に棲みついている菌です。

ここで出会う菌はその後、腸内に棲みつく腸内細菌の種類に大きく影響します。

腸内細菌は便とともに毎日少しずつ排出され、

善玉菌と悪玉菌のバランスは日々変化します。

体にトラブルが出てから慌てるのではなく、

普段から腸内環境を整えて健康なカラダづくりにつとめましょう!!

そして腸活は短期間実施するのではなく、

継続し腸の健康を維持することが大切なのです。

 

毎日からだに良い食事を心掛け、適度な運動、ストレスを

ためこまないことが大切だということですね。

現代社会ではそれらのコントロールが難しくなってきていますが、

ご自身の健康のために、いま一度見直してはいかがでしょうか。






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