漢方の草貫堂

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2006年9月27日水曜日
9月18日、写真家土門拳の「神護寺遺芳」の文と神護寺遠望と薬師如来像の写真を見ていつか行ってみたいと思っていたのが叶いました。朝9時JRバスで、のんびりとゆられて40分、高尾に着きました。人もまばらで、天気も薄曇り、秋の気配をチョピリ肌で感じながら、石段を下り、赤い橋のかかった清瀬川までが下り、そこからは、山門を目指しての登り、土門が写した遠望を堪能し、一刀彫りの薬師如来立像と15分ほどにらめこして、念願が果たせました。その後、錦雲峡で、かわら投げをしましたが向かいの山まではとても届きませんでした。賽銭箱箱に百円を入れて、槙尾の西明寺の鐘を一突き、鐘の音が堂内に響き渡りました。15分ほど歩いて石の階段を登ると栂尾の高山寺に到着、長方形にお行儀良く並んだ石畳は、上から見下ろした方が、圧巻です。石水院の縁側で、お庭を見ながら、汗を拭き拭き、しばし佇むと浮き世のことは、すべて忘れられます。かえるが兎を投げ飛ばした鳥獣戯画、愛嬌のある木彫りの犬と童の木彫りは、引き込まれるものがありました。川縁で鮎の塩焼きを頬張りながら、初秋の京の一人旅を堪能してきました。
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