漢方の草貫堂

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2021年2月2日火曜日

 わかば Vol.102 『春よ来い!!』  安藤 厚子

 

2021年がスタートして、早1ヶ月が過ぎ、

皆様どのような面持ちでお過ごしでしょうか?

日常が一変した2020年でした。

まさか最初の頃は、こんなにも長びくとはつゆ知らず、

そのうち元の生活に戻れるつもりでいたら、そんな甘いものではありませんでした。

こんなにも世界中にパンデミックを起こし、生活を脅かし、

不安におとしいれるウイルスっていったい何だろうと改めて思います。

何でもウイルスは電子顕微鏡を使って海水中のウイルスを数えると

1ミリリットル当たり2億5千万もいたとか。

ヒトは無数のウイルスとともにあるということでしょうか。

歴史も人類より古く、自分だけではいきられないのに、

今に至るまで生き残ってきたという事はなかなか手ごわい者、あなどれない存在です。

目に見えないだけにより不気味ですね。

それでも人類もウイルスとのせめぎあいをしながらも今日まで生き延びてきました。

ここまで命をつないでいるという意味ではどちらも大したものなのでしょうか・・・・・・。

でも、いつまで続くのだろうか、このマスクの生活、

いつになったら皆の会って楽しくおしゃべりや食事ができるのだろうかと

ぼんやり考えていたら、なぜか幼い頃の童謡を口ずさんでいました。

春よ来い 早く来い

 あるきはじめたみいちゃんが

 赤い鼻緒のじょじょはいて

 おんもへ出たいと待っている

この童謡は大正時代後期に作曲されて、作詞者は、

雪に閉ざされた越後の冬で静かに春を待ち望む人々の強い思いを

「あるきはじめた」ばかりのわが子の視点から書かれたようです。

このコロナ禍にある今、現在の私たちも

春よ来い!

早く来い!

ですね。

皆様のご健康を祈ります。

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