漢方の草貫堂

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2020年8月8日土曜日

わかば Vol.100 第100号を迎えて   安藤 厚子

 

今年もセミの鳴く季節となりました。

夏になれば少しは新型コロナウイルスも鎮静化するかと期待していましたが

意に反して感染拡大の様相でまた何ともいえない空気感となってしまいました。

皆様、マスクの生活には慣れられましたでしょうか?

 

ところで、この『わかば』も199910月発行以来、デジタル化の波の中で

手書きのまま第100号を迎えました。私は約20年間の歩みを読み返すうち、

当時の原稿を書いていた場面が、きのうの事のように甦り、

閉店後目をしょぼしょぼさせながら書いていたナァ・・・など

思い出し字の大きさが乱れたり、まっすぐに書けず斜めになっていたりと

出来映えはお恥ずかしい限りでしたが、20年の月日はやはり大きな時間の重さを感じます。

これといって、何も変わっていないようでもまず自分の姿は写真を比較すれば歴然です。

頭の回転、身のこなし、判断力など、どれを取っても残念ながら経年劣化しました。

2001年第13号で森で何百年も生きぬいてきたブナの大木に出会い、

その時の堂々とした存在感に感動したことを載せました。

若い時の勢いはなくなって深いしわができていても、

あのオーラはいったい何だろうと思うほど、とても味わい深いものでした。

そして年を重ねるのも悪いことばかりではないと・・・。

あれから約20年、私自身しわもたるみも順調に育ってきていますが(?)

果たしてブナのように味わい深くなってきているかどうか・・・・・。


『わかば』もふり返ると温暖化による気温上昇や大雨などの災害を取りあげている事が多く、

今になってみると、たびたび自然界から警告されていたのかもしれません。

そして今年は予想だにしたかった未知のコロナ禍となっています。


これからも感染の危険性の長期化が考えられ、

ウイルスの警戒を怠らず『新しい生活様式』に変えていかなくてはならないようです。

人間は自然治癒力という本来備わっているべき体の軸足が揺れると

体の土台が弱くなりますので、その軸足がぶれないようにしたいものです。


暑い中でも、早朝の心地よい風を体感し、深呼吸をして自然治癒力を高めましょう!!

こんな時こそ原点に立ち返り、快食・快眠・快便を心がけて下さいね。

ご健康を祈ります。

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