漢方の草貫堂

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2016年6月6日月曜日

 
 草貫堂のお客様とバス旅行に出掛けました。

五月八日、行く先は、飛鳥寺、聖林寺で、初夏のよい天気に恵まれ楽しい一日でした。

  
 「旅」というものは、日常から抜け出して、自然の中に身を置き、その土地、その土地に暮らしている人との交わりを通して、自分の人生を味わい直すもののようですね。
 
 この度の飛鳥寺、聖林寺の行程で、サンチェリーのオーナー 田中八郎さんという土着の人との出会いを体験していただこうという趣旨のもと、限られた時間の内で工程を組むのは、結構難産でした。田中さんのお話は、時間がなく、あまりじっくりと聞けませんでしたが、奈良の歴史の裏舞台をほんのわずかではありましたが垣間見た思いがしました。
 
 聖林寺の十一面観音の堂々としたお姿に優しさと救いを感じました。

 おおらかな時の流れを感じさせるロケーションの中、飛鳥大仏のなんとも形容し難い表情を拝顔して、飛鳥の時代、歴史的事実としては血生臭い権力闘争の真っ只中でしたが、千五百年の淘汰を経ての浄化されたのどかさを味わっていただけたと思います。 

  旅は、三つの楽しみがあると言われます。一つ目は、計画して楽しく、二つ目は、旅をして楽しく、三つ目は、思い出として楽しいですね。この旅も皆様の旅の一つの思い出として、なっていただけたと思います。
                             草貫堂  安藤 光
      
                       

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